今日の小林中2025

シュウチュウ力(最後は漢字)

2025年5月1日 10時14分

 集中力には「短期的」集中力と「長期的」集中力の2種類あるらしい。「短期的」とは、一回一回の授業や家庭学習などとりあえず目の前にある作業に没頭するための集中力のこと。「長期的」とは、入試や試験に合格するというような、少し先にある目標達成など、多少時間がかかるものに必要な集中力のことらしいです。

 3年生にとっては「長期的」な集中力も必要な状況になりつつありますが、修学旅行も迫っていて、その先のことは見えていない人もいるでしょう。そこで、定期テストも近いので「短期的」集中力に注目します。「短期的」集中力の持続時間は15分程度。「みじけ~‼」15分ではテスト勉強にはとてもじゃぁないが足りない。でも大丈夫、適度な休憩(10分弱)を入れると「短期的」集中力は復活するそうです。休憩時にゲームやスマホに集中したら休憩の意味がありません。15分勉強→休憩→15分勉強→休憩→… を繰り返すと、合計時間は一緒でも、ぶっ通しでやるより定着するそうです。授業中は、休憩するというよりは、適度に気を抜く瞬間を作るといいですね。先生方は大体そんなふうに意識して授業しているもんです(常に休憩している生徒もいそうですが)。「15分も集中が続かないよ~」と嘆いている生徒は、1日1回単純作業に没頭することでトレーニングできるそうです。そのときはゲーム機やスマホではなく、手を使った作業(書く、並べる、運ぶなど)が良いそうです。